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1979年から月刊『mimi』(講談社)に連載され
その後『mimi Excellent』に移って1993年に完結した
大和和紀の少女漫画【あさきゆめみし】がアニメ化されることが決定しました。  

紫式部の源氏物語を題材にした受験生必読“現代の源氏絵巻”として注目され
フジテレビ深夜の「ノイタミナ」枠で09年1月から放送されるとのこと。
これまで、宝塚歌劇団などにより舞台化されたことはありますが
アニメ化は初めてということです。

「ノイタミナ」枠というのは、「連ドラのようなアニメ」をコンセプトに
「アニメーション」のつづりを逆さにしたフジテレビの深夜アニメ枠のことです。
これまでにも、「のだめカンタービレ」「ハチミツとクローバー」「もやしもん」などの
人気マンガなどがアニメ化されていて
深夜帯では異例の高視聴率をたたき出しています。

単行本は、全13巻が出され、全7巻で、文庫化もされました。
英語とドイツ語に訳されたこともあり
大型本、完全版、イラスト集、ポストカード、カレンダー等
多くのグッズが出ました。
累計売り上げは1600万部を超えています。
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内容は、宇治十帖を含む源氏物語54帖が大体、忠実に描かれていて、
平安朝の生活様式などを詳細に調べて漫画にされています。

古典への興味を持たせた功績は大きく、大手予備校の書棚に置かれるなど
特に受験生必携の書ともなっていて
『源氏』現代語訳を手がけた瀬戸内寂聴も高く評価しているそうです。

全体の筋はほぼ原作どおりに書かれていますが
少女漫画としての構成のため
出だしは桐壺帝と桐壺更衣の馴れ初めからオリジナルとして描かれています。

また、他にも光源氏と幼い紫の上の出会いや
空蝉の結婚の経緯、朝顔の姫君の母の逸話など
原作や当時の常識とはかけ離れた独自のエピソードもあります。
逆に宇治十帖では、玉鬘の後日談(「竹河」)や女一宮を巡る話など
いくつかのエピソードが省略されています。

漫画化にあたり苦労した点は
原作には「光源氏が女君のところに行ってあれこれした」とのように
表現があいまいにしか書かれていなかったため
読者や訳者が曖昧な部分を具体的に考える必要がありました。

また、今よりも資料が少なかった為
現代の御所は書院造りになっているなど当時とは異なる上に
几帳や建物の実際の大きさや、十二単の動き等もわかり辛く絵にするのは
アシスタントと共に苦労したそうです。

人物に対しても、ことこまかに人物の風貌に関する描写があるのは
空蝉や末摘花くらいで、美人についての詳細な表現は少なく
この描写でも困ったそうです。

特に「源氏物語」は光源氏が亡き母に似る藤壺を慕う想いから
その女性遍歴が始まったので
当然桐壺と藤壺、紫の上は似ていることになります。
さらに同じ血を引く光源氏と夕霧、冷泉帝も似ているということに。
しかも、源氏と藤壺は兄弟の様に似ていると書かれていました。

またこの他、夕顔・玉鬘は母子、宇治十帖の大君・中の君・浮舟は
姉妹で皆似ているという設定と
全体的に登場人物が同じ血縁関係の似ている者ばかり。
しかも、現代と違って髪型や服装のバリエーションが少ないために
場面が変わるごとに、なるべくセリフの最初に
「葵の上」「紫の上」と呼びかけを入れるようにしたものの
読者からは「顔が皆同じに見え、わかりにくい」という指摘も多かったそうです。

衣装がみごとな【あさきゆめみし
声優陣はどんな方々なのか。
今からとても楽しみです♪

 

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